◆ルールブック◆ 銘柄選び編
銘柄決定の前に、所属セクターの確認を行うこと。
セクタ別パフォーマンスは各業種別ETFや、セクターマップで確認する。
※主に米国株
セクターローテーションを意識する。
(1)オールドエコノミー株
従来型のビジネスモデルで、上場してからの歴史の長い銘柄。
言うなれば古臭く、成長性はない。
国内株は当該銘柄が大きなウェイトを占めており、
業績が悪くなくてもテクニカル的に移動平均線を下回る≒割安株が存在する。
(2)ハイパーグロース株
ビジネスモデルが新しく、上場してから日が浅い銘柄。
大きな成長性が見込めるが、その分ボラティリティも大きい。
IPO(新規上場)銘柄は特にその動きが顕著。
SPAC銘柄だとほぼ投機に近い。
米国株だとメインだが、国内株では圧倒的に少ない。
歴史が浅く、急激に伸びたりする割安かどうかの判断が難しい。
(3)シクリカル(景気敏感)株
為替や金利などの景気/マクロ要素に左右されやすい業種。
「化学・非鉄・鉄鋼・電気機器・自動車・半導体・商社・銀行・運輸」
(4)ディフェンシブ(景気防御)株
生活必需品(小売りや医薬品)、社会インフラ(電力/ガス/鉄道/通信)など
景気に左右されにくい業種。
(5)相場サイクルについて
「金融相場」・・・金余りを背景に上げる相場
景気敏感株/不動産など金利低下メリットを享受する企業や
業績が伴わない相場のためバイオセクターなども人気。
「業績相場」・・・景気や企業業績の上昇によって買われる相場
業績が景気拡大でメリットを受ける企業が買われる。
「逆金融相場」・・・金融引き締め相場
金利上昇でも業績に影響の出にくい無借金企業など、
バランスシートが健全な企業が買われる。
「逆業績相場」・・・逆金融相場後の株価下落相場
景気と業績の連動性が低い医薬品やインフラ、
生活必需品といったディフェンシブセクターが買われる。